BLUE CORNER

海洋散骨とは

海洋散骨とは、ご遺骨を海に散布することで、故人を葬ることを指します。 故人が生前海が好きで、死後は自然に還りたいと希望していた場合に選ばれることが多いです。 海洋散骨は、ご遺族の手で、またはご遺族に代わり当社にて散骨するサービスです。 散骨のご様子は、散骨証明書と記念のアルバムにてご報告させていただきます。

特徴

一般的には、お墓にご遺骨を納めますが、海洋散骨ではパウダー状に粉骨された状態のご遺骨を海に撒きます。ご遺骨をどこかに「納める」ということはせず、海に撒くことにより自然に還すということをします。どこかに「納める」ということをしないため、海洋散骨では墓標(埋葬の目印)が存在しません。お墓に入るという固定観念ではなく、人が誕生した本来の場所である自然に還りたいという自由な発想が注目されています。

feature

マナー

海洋散骨に際しては、トラブルの防止や環境保全、安全確保などの観点から、 一般社団法人日本海洋散骨協会によって以下のガイドラインが制定されています。

  • 1

    遺骨の粉末化(1mm〜2mm程度)

  • 2

    海岸ではなく沖に(人が立ち入ることができる陸地から1海里以上離れる)

  • 3

    養魚場・養殖場、航路を避ける

  • 4

    自然に還らない副葬品は撒かない

  • 5

    花を海に手向ける場合はセロハンで撒いた花束を禁じ花びらだけにする

  • 6

    参列者の安全確保をする(保険の加入義務など)

  • 7

    喪服の着用は避ける(桟橋やマリーナの他の利用者の心情に配慮するため)

このようなルール・マナーを守ることにより、周囲の方からの理解が得られ、 散骨を実施された方やこれから散骨をされようとする方を守ることにつながります。